改善事例
水溶性切削油希釈方法の改善
2015-07-15
鉱物油ベースのエマルジョンを使われているお客様にて「切削液の臭い→悪臭」「切削液の腐敗」「切削液使用コスト削減」等の課題をもっておられました。
従来の切削油希釈方法は、バケツに水を満たし後から原液を投入して混合するという標準的な方法でした。
上記課題解決のため、混合希釈装置を提案し使用していただいたところ、1)切削液の補充作業が効率化され非常に楽になった。2)切削液悪臭があまりしなくなった。3)従来切削液の更液を3回/年行っていたが、1回/1.5年に延ばす事ができた。4)切削液の使用量が大幅に減った。効果がハッキリ表れたという事でした。2)、3)、4)については、混合の最適化でエマルジョン粒子を細かく均一にする事ができたことで実現しました。希釈装置の性能の重要性が関連しています。